タケぶろぐ

投資と保険とお金のことなんでもブログ

SBI証券や楽天証券で買えないBDC銘柄を日本で買う方法【証券会社・投資信託】

※当サイトはプロモーションが含まれます

Kindle版¥1,287   Kindle版¥1,560
 

オススメ記事

【早期リタイア】FIREするには”生活費25年分”の資金が必要⁉FIREの魅力とリスクを解説

全4種類のFIREとその特徴を紹介|3,000万円あればサイドFIREできる?【経済的自立・早期退職】

【2023年版】10万円以下で買えるおすすめの株主優待銘柄

BDC銘柄

というものをご存じでしょうか。

すでに知っている方でも、

「今利用している証券会社で買えない...」

と困っているいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本日はまだあまり馴染みのない

BDC銘柄

について解説していきます。

 

 

 

BDCとは

 

BDCとは、”Business Development Company”の略で

アメリカのベンチャー企業や中小企業に投資し経営をサポートする事業開発会社”のことです。

 

2008年のリーマンショック以降、中小企業が銀行からの資金調達が難しくなったときに登場したのがBDCです。

BDCは銀行で融資が中々得られない中小企業へ積極的に投資を行ってきました。

しかし、銀行から融資を受けられない企業は脆弱な経営状況なものも多く、投資に失敗し価値が暴落したBDC銘柄はいくつもありました。

 

今あるBDCはリーマンショックに生き残った会社、言わば精鋭と言えます。

 

 

BDC銘柄の特徴

 

BDC銘柄は、

”利益の90%を投資者に還元することを条件に法人税の免除を受ける”

という一風変わった法人形態が特徴です。

つまり、投資者に多く還元することがBDCにとってもメリットがあるということになります。

ちなみに、不動産投資信託であるRIETも同じ仕組みとなっています。

 

 

BDC銘柄に投資するメリット

 

高配当

BDC銘柄に投資する最大の魅力は高配当です。

”利益の90%を投資者に還元することを条件に法人税の免除を受ける”

という企特徴のため非常に高配当な銘柄が多くなっています。

利回りが10%を越えるものも珍しくありません。

利回りで言えば、高配当なものが多い米銘柄の中でも特に魅力的となっています。

 

 

BDC銘柄に投資するデメリット

 

経済危機に弱い

BDC銘柄は経済状況に大きな影響を受けます。

BDCの投資先はベンチャー企業や中小企業のため、大企業ほど強固な基盤はなく経済危機などの影響を受けやすいと言えます。

 

日本の大手証券会社で買えない

BDC銘柄は日本の証券会社ではほとんど取り扱っていません。

日本の2大証券会社であるSBI証券楽天証券でも2023年現在で取り扱いがありません。

 

CHECK

なぜ日本の証券会社で

BDC銘柄が買えないのか

 

BDC銘柄を日本の証券会社が販売するためには、BDCが日本の金融庁に届出を出す必要があるからです。

実は、かつて楽天証券が2021年までBDC銘柄を取り扱っていました。

しかし、現在は取り扱いを中止しています。

その理由は、BDCは投資法人であり、取り扱いには日本の金融庁に届出が必要であるという見解になったからです。

そのため販売していた証券会社は取り扱いができなくなってしまいました。

 

 

おすすめのBDC銘柄

※2023年時点

銘柄  利回り 
エイリス・キャピタル 9.58%
FS KKRキャピタル 14.85%

ブラックストーン・セキュアード・レンディングファンド

10.21%
ブルー・オウル・キャピタル 9.80%
プロスペクト・キャピタル 12.94%
グローバル・キャピタルBDC 9.64%
ハーキュリーズ・キャピタル 13.06%
 TPCスペシャリティ・レンディング  13.42%
ゴールドマン・サックスBDC 10.65%

 

 

BDCを購入できる証券会社

 

BDC銘柄は、

ウィブル証券

moomoo証券

で買うことができます。

 

ウィブル証券

申込はコチラから

ウィブル証券 公式サイト
 

moomoo証券

申込はコチラから

moomoo証券公式サイト
 

 

それぞれWEBサイトやアプリでBDC銘柄の現在の株価を確認できます。

BDC銘柄は株価の変動が大きいため、チャートをこまめにチェックして買い時を逃さないようにしましょう。

 

 

BDCに投資できる投資信託

 

日興アセットマネジメントが提供している

ミューズニッチ米国BDCファンド

を購入することでBDC銘柄に投資することができます。

資産の90%以上がBDC銘柄にという投資信託です。

 

選択できるコース

  • 毎月分配型・為替ヘッジあり
  • 毎月分配型・為替ヘッジなし
  • 年2回決算型・為替ヘッジあり
  • 年2回決算型・為替ヘッジなし

 

手数料

  • 販売手数料: 3.3%
  • 信託手数料: 2.08%

 

2023年の実績を見てみると、

毎月分配型は、年間450円の分配があり利回りは4%程度です。

年2回決算型は、分配金を出していない代わりに基準価格が好調に上がっています。

 

決してパフォーマンスは悪くはないですが、日本の投資信託と比べて手数料が高いのがネックと言えます。

 

 

まとめ

  • BDC銘柄は高配当が魅力の米国銘柄
  • 経済危機に影響を受けやすいというリスクもある
  • 日本の大手証券会社では購入できない
  • BDC銘柄はウィブル証券とmoomoo証券で買える

 

最後までお読みいただきありがとうございました。