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中国株式投資について解説【中国経済の今後は】【メリット・デメリット】

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こんにちはタケです。

今回は、

中国株投資

についてお話ししたいと思います。

投資初心者や未経験者の方にもわかりやすく説明していきます。

 

 

中国経済について

 まず、中国経済の特徴について見ていきましょう。

中国の特徴と言えば、世界第二位の経済大国そして人口も世界第2位※2023年9月現在

の2つが挙げられます。

2,000年代以降目まぐるしい成長を遂げてきた中国ですが、近年は環境問題や貿易摩擦などの課題に直面しており経済成長率が低下傾向にあります。

中国経済の息切れ”や”30年前の日本”などと揶揄されることもあります。

 

中国経済の今後

現状では中国経済の成長率は良い見通しであるという評価が少ないです。

この停滞はまだしばらく続くとの予想が大方のようです。

しかし、経済規模は米国に続いて第2位、人口はインドに続いて第2位という依然として高いポテンシャルであり、投資対象としては十分に期待の持てるものであると考えられます。

 

中国の株式市場と指標

続いて中国の株式市場のの特徴について見ていきましょう。

中国市場には上海証券取引所や深圳証券取引所などのA株市場と、香港証券取引所や米国証券取引所などのH株やN株などの市場があります。主な特徴は以下の通りです。

A株市場

  • 中国本土の企業が上場する市場
  • 外国人投資家の参入制限があり
  • 人民元建てで取引

H株・N株

  • 海外で上場する中国企業が上場する市場
  • 外国人投資家も参入可能
  • 香港ドルや米ドルなどで取引

また、中国株投資には一般的に上海証券取引所深セン証券取引所に上場されている株式を対象とした指数が多く存在します。

上海総合指数

上海証券取引所に上場されている全銘柄が対象で時価総額を加重平均で算出する指数。中国の株式市場を代表する指数の一つです。

CSI 300指数

上海証券取引所深セン証券取引所に上場されている全A株のうち、時価総額および流動性の高い300銘柄で構成された指数。上海総合指数と同じく中国の株価を代表する指数。

FTSE中国A50指数

上海証券取引所深セン証券取引所に上場されているA株のうち、時価総規模と流動性が高い50銘柄で構成された指数。中国本土市場の大型株を反映しています。

深セン成分指数

深セン証券取引所に上場されている全銘柄が対象で時価総額を加重平均で算出する指数。深セン市場全体の動向を反映しています。

ハンセン中国企業株指数(H株指数

香港証券取引所に上場されている中国本土企業(H株)のうち、時価総額および流動性が高い40銘柄で構成された指数。香港市場で取引される中国株を反映しています。

これらの指数は、それぞれ異なる市場や銘柄を対象としており、そのパフォーマンスやリスクも異なります。

 

中国株投資のメリット

まず中国に投資するメリットについて見ていきましょう。

主に以下の2つが挙げられます。

高配当

米国株と同様、中国株は日本よりも高配当な株式銘柄が多いという特徴があります。

また、香港証券取引所は非課税という非常に魅力的な特徴があります。

分散効果

中国株市場は他の国や地域の株式市場と相関が低い傾向にあります。これは、中国経済が他国と異なる構造や動向を持っているためです。そのため、中国株投資をすることで、ポートフォリオ全体のリスクを低減する効果が期待できます。

 

中国株投資のデメリット

続いて中国に投資するデメリットについて見ていきましょう。

主に以下の2つが挙げられます。

不透明性

中国株市場は規制や情報開示が不十分な部分があり情報が得られにくいです。

そのため、企業の財務状況や業績予想などが正確に把握できない場合があります。

また、政治的な要因や突発的な事象が市場に影響を与える可能性もあり予測が難しい特徴があります。

変動性

中国株市場は値動きが激しい傾向にあります。

個人投資家の割合が高く、投機的な取引が多いことが市場の変動性が高い要因と言われています。

また外国株特有の為替変動のリスクも存在しており、特に中国通貨の人民元RMB)は変動が大きいことで有名です。

 

中国株投資に適している証券会社の特徴

中国株投資に適している証券会社としては、以下のような特徴を持つものがおすすめです。

中国株式市場へのアクセス

中国株式市場へのアクセス方法や範囲を確認することが必要です。

A株市場への参入方法としては、上海・深圳・香港連結プログラム(Stock Connect)を利用できる証券会社がおすすめです。

H株やN株などの市場への参入方法としては、海外ETFや海外株式などの投資信託を利用できる証券会社がおすすめです。

情報提供

情報取得が難しい中国株式市場に関して、情報が得られている証券会社を選ぶことが望ましいです。

企業や業界のレポートやランキングなどを閲覧できる証券会社や、中国経済や政治などのニュースを配信している証券会社が適していると言えます。

サポート

取引時間外でもサポートを受けられる証券会社を選ぶことが望ましいです。

取引時間が日本株式市場と異なるため現地とリアルタイムでサポートが受けられるのが望ましいでしょう。

当然日本語で対応できる証券会社が適しています。

 

中国株投資におすすめの証券会社

SBI証券

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おすすめの中国株投資信託

中国株に投資する投資信託は多く存在しますが、正直中国経済が近年停滞気味のため直近の運用実績は思わしくないものが多いです。

しかし見方を変えれば買い時でもあるとも言えます。有名なものを2つご紹介します。

新成長中国株式ファンド

【新成長中国株式ファンド】

(愛称:シャングリラ)

信託手数料:年率1.76% 為替ヘッジ:なし

中国本土、香港、台湾の企業の上場株式に投資するアクティブ型のファンドです。

中国経済の中長期的な成長の恩恵を受けると判断される銘柄を中心に選定しています。

信託手数料が高めですが、中コスト中リスクで高リターンに挑戦するのがアクティブファンドの特徴です。

SBI・中国A株インデックス・ファンド

【SBI・中国A株インデックス・ファンド】

(愛称:雪だるま中国A株)

信託手数料:0.49% 為替ヘッジ:なし

 

SBI証券の雪だるまシリーズの中国株です。

中国本土に上場する人民元建ての株式(A株)に連動する指数、CSI 300指数に基づいて投資するパッシブ型のファンドです。

低コスト信託手数料が低いのが特徴で低コストで運用することができます。

低コスト低リスクで中リターンの獲得を目指すのがパッシブファンドの特徴です。

 

まとめ

  • 経済規模・人口が世界第2位の高いポテンシャル
  • 中国経済は近年停滞気味
  • 中国株は変動が大きい特徴がある

近年経済成長が停滞している中国ですが、依然高いポテンシャルがあり長期での投資として今後の成長がまだまだ見込めると思われます。

また、米国株や日本株とは異なったチャートとなることが多いため、中国投資はリスク分散としても効果的です。

米国株や日本株が高騰している今、安価で購入できる中国投資信託に投資するのも良いかもしれません。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。