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株価が暴落した銘柄は買いのチャンスなのか|自分が持っている株が暴落したときの3つの対象方法

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この記事では、

暴落したら銘柄は買うべきなのか

また、

自分が持っている株価が暴落してしまったときの対象方法

について解説していきます。

 

 

 

株価が下落する理由

株価が下落する原因は株を買う人が減り、売る人が増えることにより起こります。

つまり、

「この企業は今後期待できない」

「この先企業価値が下がるかもしれない」

と多くの投資家が判断することにより株価の下落が起こります。

 

株価の下落を引き起こす要因としては、

  • 経営状態が悪化
  • 銘柄の魅力低下
  • 外的要因
  • 製品やサービスの不備

などがあります。

 

決算の内容

決算の内容が良くなければ、株価が下がる可能性があります。

上場している企業は自社の決算を公表しなければならず、投資家は上場企業の経営状態や収支状況などを知ることができます。

経営戦略の失敗や資金運用の失敗により収益が悪化すると、それが決算の内容に表れ、その結果株価は下がってしまいます。

 

銘柄の魅力低下

配当金が減額になったり、株主優待の廃止や内容の改悪によって株価が下がる可能性があります。

配当金の増減は珍しいことではないため減ることもあれば増えることもありますが、株主優待は一旦廃止されると再開するということはあまりありません。

そのため、特に株主優待の廃止は株価に大きく影響します。

 

外的要因

企業の経営としては問題なくても、経済状況や災害などの致し方ない事情により株価が下がる可能性があります。

人件費や材料費高騰による価格転嫁、不況による買い控え、地震による施設の崩壊などがそれにあたります。

 

製品やサービスの不備

製品やサービスの不備が明るみに出ることで消費者に不安を与え、株価が下がる可能性があります。

製品に問題が見つかりリコールや自主回収になった場合や、ここ数年問題となっている”バイトテロ”など従業員による不祥事、経営陣の不正などがそれにあたります。

特に、SNSが普及している現在は昔よりも一個人の影響力が強くなっているため、少しのミスが”炎上”を招き、株価に大きく影響するという事態が多くなっています。

 

 

暴落した銘柄を買うメリット

 

安く買える

暴落した銘柄を買うメリットは、安く買えるということに尽きます。

単純な話ですが、投資の基本は安く買って高く売ることです。

安く変えることに越したことはありません。

 

利回りが高くなる可能性

暴落した銘柄を安く買うことで利回りが高くなる可能性があります。

例えば、株価1,000円、年間配当金が30円、利回り3%の銘柄があったとします。

その銘柄が株価600円まで暴落した場合、配当金が変わらなければ利回りは6%となります。

 

売買益が得られる可能性

暴落した銘柄を安く買うことで、その後元の価格に戻ったタイミングで売却することで利益が得られます。

例えば、株価1,000円の銘柄が600円に暴落した場合、600円で株を購入し1,000円に戻ったタイミングで売ることができれば400円の利益を得ることができます。

 

安く買えるということは、インカムゲインキャピタルゲインどちらにもメリットがあります。

 

 

暴落した銘柄を買うリスク

 

暴落した銘柄を購入することには当然デメリットもあります。

株価が暴落するということは企業は大きなダメージを受けているということであり、今後の経営状態が悪化してしまう可能性があります。

 

減配(無配)・株主優待廃止

株価の低下により経営状況が悪化し、株主に配当金を出せなくなったり、株主優待を止めざるを得なくなる可能性があります。

もしそうなった場合、その銘柄の魅力はさらに低下するため、その後株価がさらに下がり続けてしまうという悪循環に陥ってしまう可能性があります。

 

株価の低迷

暴落した銘柄は徐々に株価を戻していくケースもありますが、それ以降株価が戻らなくなることもあります。

しばらく株価が下がったまま停滞を続けた場合、”これ以上この株を持っているより別の銘柄を買った方が効率が良い”と投資家に判断されて、売りがさらに進みさらなる株価下落を招く可能性があります。

 

 

暴落した銘柄は買うべきなのか

 

結論から言うと、銘柄と暴落の理由によります。

これは私タケの個人的なものですが、

”自分のお目当ての銘柄であり、かつ暴落の理由がすぐに戻りそうなものである場合”

は買っても良いというルールにしています。

株価がすぐ戻るかどうかについては、あくまで私の個人的な見解ですが、

  • 決算の内容が悪い → 戻る
  • 自主回収・リコール → 次の決算次第
  • SNSでの炎上 → すぐ戻る
  • 減配、優待廃止 → 戻りが遅い、戻らない

という判断をしています。

 

日頃から自分のお目当ての銘柄をマークしておき、株価下がって価格がお手頃になったら買う、という流れです。

もちろん、闇雲に暴落銘柄を買い漁るのはNGです。

 

 

暴落銘柄はランキングで探す

 

数多くある銘柄の中で株価が下落しているものを見つけることは難しいですが、

”暴落ランキング”

を利用することで簡単に探すことができます。

 

暴落ランキング、下落ランキングは多くの証券会社や投資情報サイトに設けられており、そのほとんどが無料で利用できます。

例えばSBI証券であれば、1日あたりの値上がりと値下がり金額、パーセントを表示することができます。

 

https://www.sbisec.co.jp/

 

 

持っている株が暴落したときの3つの対象方法

 

自分が持っていない銘柄の暴落は購入のチャンスと捉えることもできますが、もし自分が持っている銘柄が暴落してしまったらどうすればよいのでしょうか。

 

まずは、様子を見ましょう。

”急落は3日待て”という言葉がある通り、焦って行動してはいけません。

暴落が一時的なものかそうでないのか、見極めるためにしばらく状況を伺うというのが定石です。

 

その後の対処方法は大きく分けて3つあります。

 

損切り

損切りとは、

”今以上含み損が増えないように利益を確定する”ことです。

暴落した株価が今後すぐに戻らない、あるいは今後さらに下がると判断できる場合は、株を売却することでこれ以上含み損が増えないようにできます。

 

しかし、株価が思いのほかすぐに戻ってしまった場合は、時期尚早であったという結果になることもあります。

 

ナンピン

ナンピンとは、

”含み損が出ている銘柄を買い足して取得単価を下げる方法”のことです。

暴落した株価が今後元に戻る、もしくは今よりも株価が上がると判断できる場合は、株を買い足して取得単価を下げ、含み損の解消を狙います。

 

例えば、株価5,000円で100株所持している銘柄を500円下がるごとに100株ずつ買い足していくとします。

以下に取得単価とその後株価の変動によってどのような収益になるかをまとめました。

 

株価 買い足し 取得単価 株価3,000円のまま 株価4,000円になる 株価5,000円になる
5,000円 100株 5,000円 -20万円 -10万円 0円
4,500円 100株 4,750円 -35万円 -15万円 +5万円
4,000円 100株 4,500円 -45万円 -15万円 +15万円
3,500円 100株 4,250円 -50万円 -10万円 +30万円
3,000円 100株 4,000円 -50万円 0円 +50万円

 

株価が500円下がるごとに100株ずつ買い足していくことで取得単価は下がります。

すると、株価が元に戻らすとも,4000円まで戻るだけで含み損は解消されます。

また、元の5,000円まで戻るとプラスに転ずることができます。

しかし、株価が下がったままの場合、ナンピンするほど含み損は大きくなってしまいます。

 

ホールド

ホールドとは、

”株を売却せずにそのまま持ち続けること”です。

暴落した株価が時間はかかるが将来的に元に戻ると判断できる場合は、売却せずに持ち続けることで含み損の解消を待ちます。

含み損はあくまで進捗であり、売却し利益を確定するまでは損失にはなりません。

言い換えれば、プラスになるまで待ち続けることで絶対に損はしないということになります。

 

 

 

まとめ

  • 暴落の理由と銘柄によっては買うチャンス
  • 安いからと言ってむやみに買い漁るのはNG

持っている銘柄が暴落した場合、

  • 株価が戻らないかも →損切り
  • 株価が戻るかも →ナンピン
  • 株価が将来的に戻るかも →ホールド

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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