【速報】４月からクレカ積立の上限が月10万円に引き上げ｜SBI証券クレカ積立の最適な三井住友カードはどう変わる？

2024年１月26日

クレジットカードで決済できる投資の上限金額を月10万円に引き上げる

と鈴木俊一金融担当大臣が発表しました。

それによって、

ＳＢＩ証券がクレカ積立の上限を月５万円→10万円に引き上げ

という発表しました。

https://www.sbigroup.co.jp/

現在の上限は５万円となっているため、倍になるということになります。

SBI証券のクレカ積立に利用する三井住友カードはどれが最適なのか別の記事で開設しています。

今回は、

ＳＢＩ証券のクレカ積立上限が10万円になったら三井住友カードはどれが最適なのか

をわかりやすく解説していきます。

※2024/03/31追記

クレカ積立のポイント還元条件の改悪が発表されました。

三井住友カードのおさらい

ランクごとの特徴

三井住友カードは大きく分けて４つのランクに分かれます。

ランクごとの特徴は以下の通りです。

ランク	年会費	ポイント還元率（一般）	ポイント還元率（対象店舗）
ノーマル	無料	0.5％	５～７％
ゴールド	5,500円	0.5％	５～７％
プラチナPF	33,000円	１％	５～７％
プラチナ	55,000円	１％	５～７％

プラチナカードは保険やサービスに特化したカードのため、今回の検証の対象から除外しています。

年間利用金額によって特典あり

年間利用料が100万円に達した場合、以下のような特典があります。

ゴールドは１年でも年間100万円利用すると翌年以降年会費が無料となります。

ただし、その100万円利用にはクレカ積立は含まれないため、注意が必要です。

ランク	ＳＢＩクレカ積立pt還元率
ノーマル	特典なし
ゴールド	翌年10,000pt付与＋翌年以降年会費無料
プラチナPF	翌年10,000pt付与（上限40,000pt）
プラチナPF	翌年10,000pt付与（上限40,000pt）

SBIクレカ積立でポイント還元

三井住友カードをクレカ積立で利用することでポイントが還元されます。

ポイント還元率は以下の通りです。

ランク	クレカ積立ポイント還元率	満額時の還元ポイント（年間）
ノーマル	０.５％	3,000pt
ゴールド	１％	5,000pt
プラチナPF	５％	30,000pt
プラチナ	２％	12,000pt

【結果】どのカードが一番お得なのか調べてみた

以下の表は、ＳＢＩ証券のクレカ積立に三井住友カードを利用した場合、毎月の設定額に応じてどれくらいお得になるかを表したものです。

数値は、”還元ポイント－年会費”を算出したものです。

プラチナカードは保険やサービスに特化したカードのため、今回の検証の対象から除外しています。

• ノーマル（0.5%・年会費０円）

毎月３万円	+1,800
毎月５万円	+3,000
毎月６万円	+3,600
毎月７万円	+4,200
毎月８万円	+4,800
毎月９万円	+5,400
毎月10万円	+6,000

• ゴールド（１%・年会費5,500円）

毎月３万円	-1,900
毎月５万円	+500
毎月６万円	+1,700
毎月７万円	+2,900
毎月８万円	+4,100
毎月９万円	+5,300
毎月10万円	+6,500

• プラチナＰＦ（５%・年会費33,000円）

毎月３万円	-15,000
毎月５万円	-3,000
毎月６万円	+3,000
毎月７万円	+9,000
毎月８万円	+15,000
毎月９万円	+21,000
毎月10万円	+27,000

この結果からＳＢＩ証券のクレカ積立に最適な三井住友カードは、

・クレカ積立が毎月６万円以下

　→　ノーマルカードが１番お得

・クレカ積立が毎月７万円以上

　→　プラチナプリファードが１番お得

ということになります。

注意点

今回の検証について注意すべき点が２つあります。

プラチナプリファードの５％還元が変更されるの可能性

現在プラチナプリファードでＳＢＩ証券のクレカ積立をした場合のポイント還元率は５％です。

ＳＢＩ証券のクレカ積立の上限が10万円となった場合、この還元率が改悪されてしまう可能性が考えられます。

もし仮に、プラチナプリファードの還元率が３％に下がったと場合を想定すると、毎月10万円でもゴールドカードの方がお得ということになります。

※2024/03/31追記

クレカ積立のポイント還元条件の改悪が発表されました。

ＳＢＩ以外の利用状況によって変わる

上の結果はあくまで、ＳＢＩ証券でのみ利用した場合の話です。

特定のコンビニで利用額、プリファード店で利用額、年間利用額によって結果が変わります。

プラチナプリファードにするべきか

「満額でクレカ積み立てするからプラチナプリファードを申し込もう」

と思っている方は、これらに注意し今後の情報を待って慎重に判断することをおすすめします。

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