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私が投資嫌いの妻を投資好きにさせた方法-「投資はやめとけ」という人の心理とは?

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このブログを読んで頂けているということは、

あなたは多少なりとも投資というものに興味が持っていらっしゃるのでしょう。

しかし、あなたの周囲に投資に反対している、もしくはは良いイメージを持っていないという人はいませんでしょうか。

 

特に家族が投資を嫌っている場合は、あなたが投資をしたくても同意を得ることは難しいでしょう。

実は、私の妻も投資に良いイメージがなく最初は投資することに反対していました。

しかし今では、投資に理解を示して妻自身も投資をしており、資産形成を私に一任してくれています。

 

本日は、

投資に反対する人はなぜ投資を嫌うのか

説得するにはどうしたらよいのか

私自身の経験も合わせて見ていきましょう。

 

投資のリスク

まずは、投資のデメリットを見ていきます。

 

デメリット1:マイナスになる可能性

色々な種類がある投資ですが、ほぼ全て元本の保証がありません

つまり、お金が必ず増えるわけでもなければ、減ってしまう可能性すらあるということです。

また、やり方によっては負債を抱えてしまう可能性だってあります。

 

デメリット2:知識が必要

投資や投機には様々な種類のものが存在しており、決して一括りで語ることはできません。

それぞれどのようにしてお金を増えたり減ったりするのを知らなければ、ただ漠然としたリスクだけを恐れてしまいます。

さらに投資には専門用語が多く存在し、一見して全く意味が分からないようなものに思えてしまいまうことも拒絶反応が起きる理由の一つです。

 

デメリット3:時間がかかる

投資は競馬や宝くじのように確率で一気にに大金が得られるものとは異なります。

お金が増えたとしても数年単位の時間がかかるものが多いです。

そのため、射幸心を満たすという意味ではあまり魅力的に感じないかもしれません。

 

日本人は投資嫌い⁉

日本人は”投資をしない国民”として有名です。

節税や副業、投資に興味が薄く金融リテラシーが低い人が多いともと言われています。

その理由として、日本銀行のHPにある調査論文の中にこのような記載があります。

巷間、日本人がリスク資産投資に消極的であるのは、そもそも国民性に起因しているからと言われることがある。この点については、戦後体制を整備する過程で行われた税制面での諸施策(例:マル優制度の創設)が、家計の安全資産指向を高める一方で、リスク資産投資を回避する土台を構築し、これが人々の潜在意識として、今日まで影響を及ぼしていると考えられる。日本の家計の金融資産選択行動-日本の家計はなぜリスク資産投資に消極的であるのか?-

 

つまり、

”貯金は安心安全”

”投資はリスクがあり危険”

という戦後教育が今の日本人の潜在意識に深く根付いているということです。

 

投資を嫌う人の理由

投資を嫌う人はどのような理由があるのでしょうか。

 

理由1:投資を知らない

投資嫌いの人はほぼこれに該当するのではないでしょうか。

投資とは何かを知らず、ただ漠然と

”お金が減るか増えるかわからないもの”

というイメージを持ち、ギャンブルのようなものであると思うタイプの人です。

リスクを恐れるのは大事なことですが、正しい知識を持たなければ正しいメリットとリスクを知ることができません。

まず大前提として、投資の種類と最低限の知識を持って判断することが必要です。

 

理由2:興味ないものを否定する

これは投資に限ったことではありません。

自分が興味のないもに対して嫌悪感を持ち、それを好きな人のことを否定するようなタイプの人です。

自分が触れたことがないものを否定することで、自分の生き方を正しいものと思える自己肯定感を持つことができます。

特に人生長く歩んできた年配層に多い傾向があります。

 

理由3:リスクを嫌う(貯金信仰)

わずかでもリスクがあることが危険と思い避けるタイプの人です。

たとえ99%でお金が増えるものだとしても、1%減る可能性があれば現状維持を望みます。

特に女性に多い傾向があります。

中でも10円、20円で家計をやり繰りしている主婦にとって、数万円のマイナスを生んでしまう可能性がある投資が好きになれないのは当然と言えます。

これはある意味で堅実な性格であるとも言えます。

 

理由4:労働賛美

”働いてお金を稼ぐことが美徳である”という精神です。

これも日本人多く見られる特徴で、戦後の経済成長で根付いた思想と言われています。

労働は義務でもあり絶対に軽視することはできません。

しかし、”働かずして得るお金は不純である”という偏った思想になってしまう人もいます。

”出る杭は打たれる”ということわざがある通り、投資や不労所得を得て裕福な人は周囲から羨望の眼差しを向けられるのではなく、嫉妬の対象になることも多いです。

”金持ちは悪、労働こそ正義”の思想が投資の嫌悪感に繋がっています。

 

投資を始めるには家族の理解が必要

もし家族が投資をすることに反対している場合は、それを押し切って始めてはいけません。

特に家計をともにする奥さまや旦那さまには同意を得てからでないと、ともに生活する上で摩擦が生じてしまうでしょう。

では、投資を始めるために家族を説得するためにはどうしたら良いのでしょうか。

 

ブログ主が投資嫌いの妻を納得させた方法

私の妻は投資が好きではありませんでした。

その最大の理由は、損をする可能性があるからでした。

少しでもリスクがあることはやりたくない、それならば貯金していたいという性格です。

そんな妻がなぜ投資を始めることに納得したのか。

どのように私が妻を説得したのか。

その方法を説明しますのでぜひ参考にしてください。

 

1:投資に反対する理由を知る

私の妻が投資に反対する理由は妻がとにかくお金が減ることを恐れていたからです。

先述の理由3に該当します。

家計を預かっている妻になってみれば、気持ちもわかります。

そこで、私は自分が自由にできるお金で投資を始めました。

家計に影響がなければ妻が反対する理由がないからです。

 

2:投資の魅力を知ってもらう

最初に始めたのは株主優待がもらえる銘柄の購入でした。

理由は、投資の魅力が伝わりやすいと思ったからです。

家に株主優待として感謝の手紙と素敵な商品が届きます。

特に日用品や化粧品、子供が喜ぶお菓子などが届くと妻は喜んでいました。

投資の最大の魅力である不労所得の魅力を伝えるには、配当金よりもモノが伝わりやすいと思います。

また、50,000円以下で買えるものがいくつも存在しており、自分のお小遣いからでも始めやすいということも理由の一つです。

 

3:投資の不安を払拭する

投資の魅力が伝わったところで、次は妻の不安を払拭します。

妻の材料であった損をする可能性について、リスクの少ない投資方法を提案しました。

まず提案したのは、”長期積立の投資信託でした。

長期であれば短期的な経済変動に左右されにくく、プロが運用するので安心感もあります。

また、保険会社が倒産しない限り実質元本が保証される”生命保険”も勧めました。

 

4:投資しないリスクを説明する

貯金=絶対的なものであるという妻に対して、貯金もリスクがあるということを説明しました。

相対的な価値の減少

貨幣価値はインフレすると下がってしまいます。

物価が上がっている中での貯金は徐々に価値が下がっています。

倒産時のリスク

銀行が倒産した場合の普通預金が保証されるのは1,000万円までです。

それ以上は保証されない可能性があるため、必ずしも安全とは言えません。

円安のリスク

円だけで資産を保有していた場合、将来的に円の価値が下がってしまうと資産価値も下がってしまいます。

現に今は円安が進んでいます。

一方で米ドルで資産を持ってた人は、ここ2~3年資産価値が円換算で1.5倍になっていることでしょう。

日本円だけでなく海外通貨に分散することでリスクが軽減できます。

 

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投資に反対の家族を納得させるためには

  • 投資に反対する理由を知る

 →リスク・イメージ・興味がないものを嫌う性格

  • 投資に対する魅力を知ってもらう

 →株主優待・配当金

  • 投資の対する不安を払拭する

 →低リスクの投資・投資の仕組みや用語の説明

  • 投資しないリスクを説明する

 →インフレに弱い・円安のリスク

 

最後に、投資をすることが必ずしも正義とは言えません。

投資を反対する人にもそれなりの理由があります。

その気持ちも理解できますし、今投資をしている人もかつては同じ気持ちだった時期があったのではないでしょうか。

それを尊重しつつよく話し合うことが必要です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。