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プレミアカレンシー3加入者が契約から1年経過時の状況報告|積立利率や解約返戻金について解説

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今回は過去にご紹介した

 

プレミアカレンシー3

 

について、私自身加入から1年経った現状報告をさせて頂きます。

今後契約を検討されている方の参考になれば幸いです。

 

私が加入しているのは、

プレミアカレンシー3
積立利率変動型個人年金保険(19)(通貨指定型)

になります。

 

 

プレミアカレンシー3のWEBサービス

 

プレミアカレンシー3の契約情報はWEBページで確認することができます。

第一フロンティア生命のマイページからログインすることができます。

 

 

 

続いて契約内容についてです。

契約内容は以下のようになっています。

 

 

 

積立利率

 

保険料は1,000万円で2023年2月13日に契約しました。

積立利率計算基準日は契約日で4.26%でしたが、実質利回りは3.671%となっています。

実質利回りが表記されているのは良心的と言えます。

 

積立利率の計算式は以下のようになります。

 

平均指標金利+調整率※-保険関係費用

※米ドル:-1.5~+1.0 豪ドル・円:-1.0~+1.5

 

私タケは積立利率はが4.26%で契約しましたが、積立利率はその後は4.5%前後で推移しており、契約したタイミングはあまり良くなかったと言えます。

 

積立利率と実質利回り

積立利率と実質利回りが違うのは契約時に手数料が発生するためです。

プレミアカレンシーの場合は契約時に以下の金額が控除されます。

 

 

https://www.d-frontier-life.co.jp/

 

私タケの場合は1,000万円で10年で契約したため、5.5%に当たる550,000円を支払っています。

その時点で、実質9,450,000円でスタートしていることになります。

またこれとは別に、死亡時や満期の際に年金で受け取る場合は1度につき0.4%程度の手数料が発生します。

 

 

積立金

 

契約時に支払った保険料はは74,101.52ドル、1年後の積立金は73,187.91ドルとなっています。

1年間の利回りを計算すると-1.23%とマイナスになってしまいます。

その理由は契約時に450,000円が控除されているため、実質70,025.93ドルからスタートしているからです。

 

それを踏まえて計算すると、利回りは4.52%となります。

4.26%より高くなっているのは、保険料は1年経過で一気に増えるのではなく、日々少しずつ増えていくからです。

今回の場合は、1年で4.26%+20日分の積立額が増えているということになります。

 

 

解約返戻金

 

この契約の3/11時点での解約返戻金は71458.50ドルで2.4%ほど積立金より減っています。

プレミアカレンシー3は解約控除と呼ばれる解約時の減額(途中解約のペナルティのようなもの)がありません。

しかし、減額となっているのは市場価格調整額の分が引かれるためです。

 

市場価格調整額

市場価格調整額は市場価格調整率をかけて求められます。

市場価格調整率は保険会社によって異なり、

プレミアカレンシー3の市場価格調整率の計算式は以下のようになります。

 

 

1-[(1+加入時積立利率)÷(1+解約時積立利率+0.10%)]^(満期前の残り月数 / 12)

 

市場価格調整額はWEBページに記載もしてあるため、詳しい計算は覚える必要はありません。

以下のような傾向があると認識しておきましょう。

 

契約時の積立利率>解約時の積立利率

→ 市場価格調整プラス

 

契約時の積立利率<解約時の積立利率

→ 市場価格調整マイナス

 

残り期間が長い

→ 市場調整価格の数字が大きくなる

 

残り期間が短い

→ 市場調整価格の数字が小さくなる

 

 

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契約をお考えの方へ

 

プレミアカレンシー3は解約控除がないため途中解約をしても大きく減額されることはありません。

しかし、契約時に高い契約金を支払っているため、早々に途中解約してしまうと実質利回りはかなり低くなってしまいます。

 

また、特に金融機関の店頭などで契約される場合、このような途中解約のデメリットはあまり詳しく説明されない場合があります

契約をお考えの方はこのようなリスクを踏まえてご検討ください。

 

また機会があればお伝えしたいと思います。

 

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