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富裕層ピラミッドについて解説-最新版富裕層ピラミッドから見えること【富裕層増加中】

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富裕層ピラミッド

と呼ばれるものご存じでしょうか。

今回は

”富裕層ピラミッド”

と呼ばれるものについて解説をしていきます。

 

 

富裕層ピラミッド

 

富裕層ピラミッドとは

富裕層ピラミッドとは、

”日本の家庭を純金融資産の保有額に応じてグループ分けし、その割合を示した図”のことです。

 

保有額の多さによって、

マス層・アッパーマス層・準富裕層・富裕層・超富裕層

の5つの階層に分けられています。

 

野村総合研究所というところが2年に1度調査し、作成しています。

 

 

純金融資産とは、預貯金・株式・債券・生命保険・不動産などの資産から負債を引いた金額のことです。

家のローンも負債に入りますが、家という資産を手にしているため差し引きでプラスマイナス0で考えます。

 

準富裕層以上はわずか9%

富裕層ピラミッドの各階層の世帯数をパーセンテージで表すと以下のようになります。

 

 

マス層とアッパーマス層が、全体の約91%を占めています。

純金融資産が5,000万円以上の準富裕層以上の世帯は全体のわずか9%となっています。

 

しかし裏を返せば、

”10人に1人は、5,000万円以上の資産がある”

ということにもなります。

 

 

各階層ごとの特徴

マス層

純金融資産3,000万円未満

全体の9割以上と圧倒的に多いのは”マス層”です。

 

そもそも日本人は投資をしない国民性であり、金融リテラシーが低いと言われています。

日本銀行のHPにある調査論文の中にもこのような記載があります。

 

巷間、日本人がリスク資産投資に消極的であるのは、そもそも国民性に起因しているからと言われることがある。

この点については、戦後体制を整備する過程で行われた税制面での諸施策(例:マル優制度の創設)が、家計の安全資産指向を高める一方で、リスク資産投資を回避する土台を構築し、これが人々の潜在意識として、今日まで影響を及ぼしていると考えられる。

日本の家計の金融資産選択行動-日本の家計はなぜリスク資産投資に消極的であるのか?-

 

純金融資産は預貯金のみという家庭が多いというのが現状ですが、給与の預貯金だけで金融資産3,000万円の壁を突破することはかんたんではありません。

 

特に近年の物価高や社会保険料の値上げで出費がかさむ中、給料はかわらないという環境ではより難易度が高いと言えます。

 

アッパーマス層

:純金融資産3,000万円~5,000万円未満

定年を迎え退職金を得た人が多く含まれます。

あるいは、若くても収入の高い方は30代で到達しているかもしれません。

 

しかし、退職金や高い収入がなくても、アッパーマス層は適切な投資で資産形成を行うことで無理なく到達することが可能です。

 

仮に30年間毎月約4万円を積立投資して利回り4%とした場合、資産は約3,000万円に到達します。

 

ちなみに、株式投資投資信託などの投資金が3,000万円を越えると、その後資金が増えていく傾向にあると言われています。

 

”投資金額3,000万円”

が将来の経済力を決める一つのボーダーラインとも言えます。

 

準富裕層

:純金融資産5,000万円~1億円未満

ここに到達した方は、富裕層の仲間入りです。

しかし容易なことではありません。

もし20歳から毎年100万円貯金したとしても、5,000万円貯まる頃には70歳です。

 

余程収入が多い人でもなければ、給与収入からコツコツ貯金するだけで到達することは難しいでしょう。

しかし、早い段階から投資を活用することで、到達することは可能なのです。

 

仮に30年間毎月約4万円を積立投資して利回り4%とした場合、資産は約5,000万円に到達します。

 

無駄な出費をなるべく抑えて、早い段階から計画的に資産形成を行っていくことが重要です。

 

 

富裕層

:純金融資産1億円~5億円未満

純金融資産1億円に到達するのは一握りの人だけです。

 

しかし、特別高収入でないと到達できないわけでもありません。

富裕層までは誰でも取り組み次第で到達可能であると言われています。

 

ただし、一般の人が普通に生活するだけでは当然到達することはありません。

 

早い段階から将来を見据えた計画的な投資に加え、出費を抑えて節約し毎月一定額を捻出するなど、具体的に目標を定めて行動を起こすことが必要です。

 

資産が1億円を越えると投資で400万円近い配当金をもらうことができるようなります。

 

超富裕層

:純金融資産5億円以上

優れた能力や才能、または強運の持ち主でなければ到達できないと言われています。

 

努力と計画性だけでは到達することは難しく、

”勝ち組”

と呼ばれる人たちが到達することができるのが、この富裕層ピラミッドの最上階です。

 

 

富裕層世帯は2005年以降最多-その理由は?

 

実は、今回の調査では富裕層以上の割合が2005年以降最多となっています。

経済についてネガティブなニュースが多い昨今、なぜなのでしょうか。

 

その理由として挙げられているのは、

”富の二極化”

です。

 

物価高は必ずしも私たちの生活にとって悪いことではありません。

物価が上がることで利益が増える企業もあります。

そして、インフレによって土地の価格や株価が上がっていることで、投資家が利益を得やすい状況だったことが要因と考えられています。

 

インフレで資産を増やした人が、新たに富裕層の仲間入りをしたと考えられます。

 

 

富裕層になるための方法とは

「自分も富裕層になりたい」

と、おそらくほぼ全員が思うことでしょう。

しかし、実際なれる人は10人に1人もいません。

それはなぜでしょうか。

 

その一番の理由はシンプルです。

ほとんどの人が無理だと思っているため、実際に何も行動に移さないからです

 

では、具体的に何をすればよいのでしょうか。

 

出費を減らす

収入を増やすことは簡単ではないため、まずは減らせる出費を減らします。

と言っても無理をする生活は絶対にNGです。

適度に自炊をして外食を控える、格安SIMなど固定費を安いものに変えるなどの工夫が必要になります。

 

副収入を得る

次に副収入を得ることで収入を上げます。

これは職業や環境によりますが、今の仕事を給与を上げるより新たな収入を得るほうが簡単だと私は思っています。

 

今は思えば何でも簡単に情報を得ることができる時代です。

自分に何かできる副業や、副収入を得る方法を探してみてください。

 

早い段階から計画的に資産形成を行う

これが最も重要なことです。

投資を活用することで資産を効率よく増やしていくことができます。

 

例えば、30年間毎月約7万円を貯金したとします。

すると2,500万円貯めることができますが、今の預金金利では約4,000円程度の利息にしかなりません。

 

一方で、利回り4%の投資信託で考えてみます。

同じ条件で約5,000万円となり、貯金の2倍の資産を作れる計算になります。

 

積立投資の複利効果で資産を増やす方法が最も効率的です。

 


 

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まとめ

  • 富裕層ピラミッド=金融資産保有状況で世帯を5段階にグループ分けしたもの
  • インフレにより投資家が利益を得たことで富裕層は過去最多の結果
  • 富裕層は目指せば到達することが可能
  • 貯金だけでなく投資で資産形成を行うことが重要

 

もちろん人生はお金がすべてではありません。

しかし、資産が多ければ金銭事情であきらめる選択肢がなくなり豊かな生活を送ることが可能になります。

多くの人が願うばかりで行動に移さない状況の中、ぜひ一度自分の将来を見つめなおしてみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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