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【5分でわかる&ゼロから学べる】NISAって何?

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こんばんは

本日はよく耳にする

NISA

について簡単にわかりやすくご説明します。

NISAとは簡単に言うと、

”投資で儲けても税金がかからない制度”

のことです。

まずは投資にかかる税金からご説明します。

 

 

2023/12/29追記

 投資にかかる税金

投資で利益が出た場合、その利益には20.315%の税金がかかります。

例えば、100万円の投資で110万円になり10万円の利益が出た場合

  • 10万円×20.315%で20,315円

が税金として引かれるため手元に残るのは79,685円となります。

分配金再投資の場合も同じです。

実際に投資者に分配金は渡りませんが、形上分配金を再度投資しているということなので、分配金の段階で20.315%の税金がかかります。

以前のお話で初心者におすすめとして紹介した

”積立て型投資信託

も同じです。

利回り6%だとしても税金が引かれると実際の利回りは4.8%となってしまいます。

毎月5万円を積み立てる投資信託を10年続けたとして考えると、4.8%と6%では最終利益が50万円以上変わってきます。

これはなかなか深刻な問題です。

 

NISAとは

NISAとは、投資の利益にかかる税金が免除される制度のことです。

正式名称を

少額投資非課税制度

と言います。

NISA制度が適応される口座を

”NISA口座”といいます。

NISAは2024年から新制度になるので、実は今がちょうど境目になります。

ここで現行のNISAを”旧NISA”

2024年からのNISAを”新NISA”

として、比べてみましょう。

旧NISA(~2023)

出典元:新しいNISA : 金融庁 (fsa.go.jp)

旧NISAは、

”つみたてNISA”と”一般NISA”の

2枠ありどちらかを選べます。

つみたてNISAの方は年間の投資枠は少ないですが、20年間非課税になります。

つまり、積立投資用のNISA口座と言えます。

一方、一般NISAの方は年間120万円まで非課税ですが5年間だけになります。

金額が大きい代わりに年数が短いため、高い投資金額で利益を出す投資向けのNISA口座と言えます。

新NISA(~2024)

出典元:新しいNISA : 金融庁 (fsa.go.jp)

”成長投資枠”というのは、旧NISAで言うところの

”一般NISA”と同じ意味になります。

旧NISAでは、

つみたてNISAと一般NISAの併用ができませんでしたが、新NISAは併用が可能になっています。

また、他にも非常に魅力的な変更となっています。

国として国民の貯金を投資に回してほしいという思惑があり、比べてみると全体的に改良されています。

*新NISAの主な変更点
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用可能
  • 非課税期間が無期限
  • 年間投資枠の上限引き上げ
  • 非課税保有限度額引き上げ

 

新NISAまで投資は待つべきなのか

新NISAの方が条件が魅力的であることがわかりました。

では、2024年まで投資は控えるべきでしょうか。

これについての答えは、予定している投資金額で変わります。

旧NISAは新NISAとは完全に別物なので、投資枠も別々です。

今年旧つみたてNISAを始めてもちゃんと2042年まで非課税は保たれます。

条件は新NISAの方がよいですが、最終的に限度額の1800万円以上を予定している場合は、今年から始めないと旧NISAの恩恵を得られなくなってしまいます。

 

まとめ

  • NISAとは簡単に言うと「投資の利益にかかる税金が免除される制度」
  • 2024年から新しいNISAが始まり、現行のNISAより好条件になっている。
  • 現行のNISAと新しいNISAは独立しているため併用可能。

 

投資をするうえでNISAという制度が必要不可欠であるということがわかっていただけたと思います。

次回は投資にはどんな種類があるのかをお話ししたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。